「仕事なんて何やっても一緒」とは具体的にどういうことなのか、30過ぎたおっさんが考えてみた

Pocket

学生時代とか、あるいは社会に出て働き始めて間もないころに親や先輩社会人などから

「仕事なんて何やっても一緒」

という言葉を聞かされた人は案外多いのではないでしょうか?

私は何度も聞きました。

それを聞くたびに「世の中に星の数ほど仕事あるのにどれやっても一緒なんてそんなわけないだろ」と思っていました。

思っていたのですが学生ではなくなって社会に出てから10年経とうかという今くらいになって、なんとなくその言葉の意味が分かってきた気がするのです。

というわけで今学生の方、もしくは社会に出て働き始めて間もない人で上記の言葉の意味がわからない人に向けて現時点で私がこういう意味なんじゃないか?という認識を共有したいと思います。

スポンサーリンク

クソみたいな上司や先輩、同僚がどこにでも確実に一人はいる

はい、これはどこにでもいます。

会社で働いている人で「ウチにはクソみたいな上司や先輩社員、同僚なんていません!」と言い切れる人は皆無でしょう。いたとしたらよっぽどの人格者か極端に鈍感な人のどちらかです。

私は非正規雇用も含めて10は軽く超える仕事や職場を経験してきましたが、どこにいっても上記のような人は存在しました。

もちろん、その「クソみたいな」上司や先輩社員、同僚の意味はそれぞれ違いましたが。

仕事はめちゃできるけどモラルやマナーがまるでない人、何年もやっているのに新人以下の仕事しかできない人、極端に自分に甘くて極端に他人に厳しい人などなど。

詳しいことは書きませんが、一緒の職場で働いていてイライラしたり「なんなんだこいつは!?」と思うことは何度もありました。これは別に自分だけでなく多くの働いている人が思っていることではないでしょうか。

同じ会社で何十年と働いて定年を迎えた人があいさつで周囲の人に対する感謝の念を述べることがあります。

決して嘘ではないでしょうが、素の言葉の裏には感謝の念の何倍もの「人間関係に苦しんだけどよく今まで自分は頑張ってこれたな」という自画自賛の思いが必ずあります。

ホントに今までどうやって社会でやってきたんだ?とかよく今までこんな非常識っぷりで生きてこれたなとか思ってしまう人は世の中に腐るほどいます。まあ、自分が周囲の人からそう思われている可能性も十二分にありえますがwww。

適当に仕事している

新社会人の多くが研修などで厳しく指導されたり、先輩からのアドバイスをいちいちメモに取ったりするたびに「社会人って大変だなー」とか「仕事ってこんなに気持ち張ってやらないといけないのか」とびびることでしょう。

ただ、どこでもそうですが研修期間を経て現場で仕事を任されるようになると、案外周りの上司や先輩社員などが適当に仕事をしている場面に多々遭遇します。

そういう場面に遭遇すると「こんな適当でも大丈夫なのか」と不安になることもあるでしょうが、私が思うにそれを見越したうえで仕事の研修プログラムは作られているはずです。

理想としては研修で習った通りのやり方、気持ちの入れ方で仕事したほうがいいに決まっているけど多少手を抜いたり、適当にやっても仕事がちゃんと回るようになっているのです。

今だからわかるのですが学生時代の何倍もの時間を仕事に費やしていくのに、全く手も気持ちも抜かずに仕事をいつも行うなんてのはまず不可能です。

長く働き続けるために適度に手を抜くことは社会で生きていくうえで必須条件なのです。

ほとんどの人が仕事以外でこれといってやることがない

最近では働き方改革の一つとして残業を減らそうといううごきがかなり加速しています。

つい数年前まで過労死ラインを余裕で超えるサービス残業をやってた自分としては大変喜ばしいことだと思っています。

大変喜ばしいことではあるのですが世の中の現実として

「仕事が早く終わるようになっても空いた時間何をしたらいいのかわからない」

という人はかなり多いです。というか私の感覚的にはほとんどすべての社会で働いている人はそうなんじゃないか?と思っています。

結構前に話題になっていたのでリンク貼っておきます。

このように毎日仕事仕事でしんどいと思っていても、いざ残業削減で時間ができると何やっていいのかわからない人が出てくるのです。

なので、どこの職場に行ってもギャンブルの話題は必ずと言っていいほど出てきます。特に毎日同じことを繰り返す単純労働の職場ほどその傾向は強いです。プライベートではギャンブル以外にやることがないのです。

ある意味仕事というのは、長い人生の暇つぶしといえるかもしれません。

結局ルーティンワークで毎日同じことの繰り返し

芸能人や作家など、何かしら作り出す仕事をしている人はそうではないでしょうが、会社の仕事というのは真面目にやればそれなりに成果が出るようにルーティンワーク化されています。

個人の能力によるところが大きい仕事というのはそもそも会社の仕事にできないので当然といえば当然です。

なので、どうしても仕事に対して飽きが出てくることは避けられません。毎日同じことの繰り返しですから。

仕事に対して飽きてきたときに「飽きてきたから他の仕事探そうかな」と思う人と「慣れてきて仕事するのが楽になってきたからダラダラとでも続けよう」という人で、道は分かれます。

どっちがいいとか悪いとかはありません。そういう動かしがたい事実があるってだけです。

30歳を過ぎた現時点で「仕事なんて何やっても一緒」の意味を自分なりに考えてみました。もしかすると40歳、50歳になった時にはまったく違う意味でこの言葉を解釈しているかもしれませんが、とりあえず私が現在持っている答えはこんな感じということで締めたいと思います。

退屈な仕事から抜け出したい、今の会社をさっさと辞めたいという人はとりあえずこちらの記事をどうぞ。