ブラック企業がここまではびこるのは労働者側がろくに勉強しないことも原因だ

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またTwitter界隈でブラック企業問題が再燃してますね。

労働に関する法律を全くと言っていいほど知らない人でもヤバいと感じるレベルのブラックぶりですね。

私も大学入りたての時期に、なかなか固定のバイトが見つからず今は亡き超ブラック日雇い派遣の会社に登録してアート引越センターで引っ越しのバイトをしていたことがあります。

当時からブラックでしたね。とにかく怒鳴り散らされる、ボロクソ。人間扱いされませんよ引っ越しは。今日あったばかりの人に呼び捨てお前呼ばわりが当たり前。

数回行った後に無事固定のバイトが見つかったので辞めることができましたが、もし固定のバイトがずっと見つからなかったらどうなっていただろうかとゾッとします。

多少体力に自信があって体育会系でも引っ越しの仕事はマジで辞めたほうがいいです。飛び込み営業やテレアポ営業のほうがよっぽどましです。

まあ、そういうわけで上記のツイートが流れてきても「アートって給料全額損害賠償金で持って行ってさらにお金を従業員に支払わせるブラック企業なんだ、全然知らなかった」とはならず「まあそうだろうね。」という感想を持っております。

ただ、こうしたブラック企業の話題が出てくるたびに思うのですが、ブラック企業がここまで日本で大手を振って存在できるのは働く側がろくに労働に関する法律を勉強せず無知なことにも原因があるのでは?と思っています。

ブラック企業の言う理屈は一見すると筋が通っているように聞こえるから危険

例えば最初に挙げたツイートにおける労働法上の問題は簡単にまとめると

・仕事中にどれだけミスったり懲戒処分になるようなことをしても、一日の賃金の半分以上、月給の10分の1を超える罰金を従業員から取ってはいけない。

・基本給が労働時間230時間に対して53600円と、明らかに最低賃金を割っている。1時間当たり233円・・・。残業代や交通費など様々な手当を除いた基本給が最低賃金を上回っていないといけない。

この2点において明確に違法です。

しかし、多くの人は労働法なんてろくに勉強せずに社会に出て働くので仕事でミスって会社に損害を与えてるんだからそれを賠償するのは従業員として当然だろうという理屈に納得してしまいそうになるわけですね。

正直、上記のツイートを見ても企業や人としての常識やモラルとしてどうなの?という感想を持つ人がほとんどで法的にどう問題なのかわかる人は少ないのではないでしょうか?

ブラック企業が言う理屈って理屈としては一見すると通っているように聞こえるのが怖いのです。実際は法律をろくに知らない従業員の無知に付け込んでるだけなんですが。

仕事で成果が出てないんだから、まだ一人前じゃないから最低賃金未満の給料でも当たり前、従業員が自主的に残業してるから残業代なんて払う必要がないとか言われると「そうだね」って納得してしまいそうになりませんか?それ明確に法律違反ですからね。

ブラック企業にもブラック企業の言い分や理屈があるわけですが、法律に反している以上その言い分や理屈は通らないわけです。しかし、従業員側がろくに働くことに関する法律を知らないからこうやって付け込まれるのです。

雇われて働くなら労働のルールをちゃんと勉強すべき

上記のツイートのようなブラック企業の被害に遭わない方法は、従業員側がしっかりと働くルールを勉強するしかありません。

本来なら社会に出る前の義務教育で教えるべきものだと思うのですが、現状では大学で法律を学んだりでもしない限り誰も勉強していないはず。

しかし、ブラック企業から身を守りたかったら自ら勉強して知識武装するしかありません。それをしない、できないならブラック企業の勝手な言い分や理屈に騙されて餌食になっても仕方ないよねって話です。

最近ではブラック企業、ブラックバイトの問題が表に出てくるようになってきたこともあって分かりやすく労働に関する法律を解説している本も出ています。以下のリンクから購入できるようにしていますので、ブラック企業から身を守りたい人はどうぞ。